世界バスケ

ニュージーランドに負けて一勝三敗。
格上相手に良くやった、というのが正直な感想。
が。内容を見れば、勝てる試合でした。というか勝たなきゃいけない試合でした。10回やった内1、2回だけ巡ってくるチャンスだったのにそれを逃した、そんな感じ。
審判は明らかに日本贔屓でしたが、まぁ開催国なんであれぐらいは許されるでしょう。
前半。日本はシュートが不思議なぐらい入りました。失点が少なかったのは、ディフェンスは良かったというよりも、ニュージーランドがありえないぐらいにイマイチだったということでしょう。審判の贔屓もあったし。
トントン拍子に第3クオーターまでを終えて、第4クオーター開始時に12点リード。これを逆転されてちゃあ、そりゃ決勝ラウンドには出る資格はありません。まぁ、一番は経験不足でしょうね。世界規模、特に大事な状況。今までの日本には無かったものでしょう。だから最後はミス連発。キャメロンが大事なところでスリー決めてくるのも既に分かっていたはずなのに、ポコポコ決められちゃう。
ま、やっぱり日本に決勝ラウンドは早いということでしょう。
戦術的な話をするなら。あまりにも、あまりにも中が弱かった。オフェンスも、ディフェンスも。大事な場面で中を止められない、中から決められない。
笑えるぐらい調子の良かった前半にしても、中からの、ポストプレイからの得点はほとんど無かったような気がします。外のシュートが一試合通じてずっと決まるなんてありえないわけですから、中から決められなければその内スコアボードが止まるのは当たり前の話です。
スラムダンクで言えば、ゴリこと赤木キャプテン。そういう、積極的に中で勝負をかけられる選手が日本にはいませんでした。身長差があるにしても(とはいっても竹内兄弟は205あるわけで、実質そんなに身長差があるわけではありませんが)、もっとやりようはあったはずです。
竹内兄弟は確かに高校の時に比べて技術もつきましたが、どうして外からの一対一にそれを使うのかなぁ。もっと中で勝負しようよ、中で。リバウンドがんばってたのは認めますが。
スコア見てないんで正確なことは言えませんが、日本はセンターがフリースローほとんど打ってなかったと思う。それはつまり、まるっきりセンターが勝負にいってないってことでもあります。それじゃ勝てねぇよぅ。
日本が決勝ラウンドに進出できるのはいつのことだろう……