祭り後記&色々紹介

 3−3クラナドSS祭り『思い出』 MVPは「優しいヴァイオリン」 作者はdenさんでした。おめでとうございますっ。


 んで、実は今回も2つ出していた僕だったりしたわけですよ。いぇー
 「思い出を三度刻んで」
 初の智代、そして渚もの。いかにもシリアスっぽいタイトル。駄菓子菓子っ!!
 ……後は実際にご覧下さい。
 めっさ重い「狂愛歌」を書いたこと、そして今回の祭りで全体的に暗いのが多かったことが複雑に絡み合ってけみすとりー。結果、こんなのが生まれました。


 しかし、前述の通り、今回は自分を含めて本当に暗いのが多かったっす。そしてキャラがたくさんお亡くなりに・゜・(ノД`)・゜・
 それと今回感じたのが、ssのラスト、締め方の難しさと大切さ。特に最後の一文。これだけでその作品全体に対する印象ががらっと変わります。少なくとも読み手が僕の場合には。
 あまりにも綺麗に締めてしまい、余韻を味わう余裕がなくなってしまう場合(これは稀有ですが)。逆に続きを期待させるつもりでぶつ切り感が残ってしまう場合。どこか唐突で浮いてしまう場合。何ともいえない居心地の悪さを感じてしまう場合。置いてけぼり感が漂ってしまう場合。
 これは全くの主観、好みの問題であって、その辺りの区切りは表せそうにありません。申し訳ない。「何となくそう感じる」ぐらいのものなので。
 とりあえず、締め方、特に最後の一、二文について僕が愛して止まない作品たちを紹介してみやす。


以下、作品の置いてあるサイトへのリンク。


『わたしはくもになる』
スズキさん作。最後の一文の効果という意味では、これ私的最強。今回「狂愛歌」を書いている時も、どうしてもこの作品がちらついてしまいました。この御方は基本的にどれも締め方が素晴らしいっす。


『いつか、この夜に』
阿倍碧郎さん作。タイトルとの相乗効果という意味ではこの作品。


相沢和也さんの作品
あまりにも見事な締め方をされる御方。余韻もばっちり。独創性も高い。この辺り、さすが短編の雄。


『今度までには』
Naoya(倉科)さん作。ラストの展開上手すぎ。最高。


『→1/2の近似値←』
月渡ねこさん作。最後、あえて一文を切って二文にしたところが個人的にクリティカル。ただそれだけのことなのに、印象が全く違うですよ。


他にもあったはずなのですが、あー思いつかないこのヘボ頭が悔しい。