たまには真面目に

藤村流さん心華さんが真面目な話をされているようなので、僕も真似してみる。
俺様理論全開なんで、それを了解の上で読み進めていただければ。



文章の巧拙と話の面白さは比例しない。そう考えています。まぁ当然といえば当然ですが。
もちろん、最低限の筆力(ここでは単に文章の上手さとします)は必要だと思います。あまりにもちょっとな文章だと、読む気なくしますから。
でも、あるレベル以上になったらそこから先は結構好みの問題になってくるのでは、と。


技巧をこらした文章は、それ自体が魅力を持ちます。技術があればその分表現の幅も広がりますから、ss書きが筆力の向上を目指すのは自然な流れといえるでしょう。
身近なとこでいけば、藤村流さんはそんな具合に「文章を魅せる」ことができる方だと思います。
ただし、技巧に走った、特に難解な表現を用いた文章ってのは総じて読みづらい。読者にある程度の知識、読解力、想像力を強要(言い方は悪いですが)することになりますから。
なので、面白くない人には全く面白くない、そんなことが起こりやすくなってきます。
芸術みたいなものです。分かる人には分かる。分からない人には分からない。
というか、卓越した文章ってのはそのまま芸術でしょう。
俗に言う「文学」ってのは、多分そういうものなんだと思います。


で、対照的に。
僕なんかは、基本的に難しい言葉使いません。もし伝わらなかったらどうしよう、とか考えてしまいます。単に言葉を知らない、というのもありますw
自分で言うのもあれですが、筆力ありません。誰にでも書けるような、平易な文章の連続です。その辺りは、作品を読んでもらえば多分理解をいただけるかなぁと。
「丁寧に作り上げている」と心華さんから評価をいただきました。
多分、何度も何度も見返しながらssを書いているからだと思います。
誤字は無いか。意味は通じるか。前後の流れは不自然でないか。もっと良い表現は無いか。読者のつもりで見ていきます。
書いてはその度に見返しなので、筆は遅いです。悲しいぐらいゆっくりです。
でも、その甲斐あってか、くらなど祭りでは毎回そこそこの評価をいただいています。具体的に言うと、第三期は時間切れだった第一回を除いて、全ての回で二票以上をいただいてたりします。ちょっとした自慢ですw
これも、僕が常に読者として話を作っているからだと思うんです。分かりやすい、読みやすい、面白い話を作ろうとしているからだと思うんです。
「文学」の方向では間違いなくありません。もっとエンターテイメント的なものでしょう。



えーと。まだ書きたいことがあったのですが、長くなりそうなんでやめますw
ここまで読んでくださった方、好きです。