採点方式

今回は勝ち点方式ですね。
てーことは、賛否の激しく分かれるような鋭い作品でも、割と上に行きやすいってことで。
例えば五人が点数つけたとして。


作品A
7 8 8 6 7   平均点 7.2


作品B
10 2 1 9 8    平均点 6


普通に考えればAの方が上に行きそうなところ、勝ち点方式だからBの方が、少なくとも直接対決では、上。(まあ本来は他の作品との勝負もあるんで、本当にBが上の順位になるかどうかは分かりませんが)
つまりこの方式だと、賛否両論の「否」の部分のマイナスが割と抑えられる。あくまで割と。1点で負けようが6点で負けようが基本、差は無いわけですからね。
普段なら沈みそうな「切れた」作品が、浮き上がってくる可能性がある。標準偏差(ばらつき)の大きい作品が上位って、偏差値方式とかだとなかなか難しいことです。が、勝ち点方式だと結構普通にあり得る。
そんなことを考えたとき、
No.008 パースペクティブ過剰
とか
No.018 生命
とか
No.054 メルヘン非常口は暖色のライティング
とかは、「想像より」高い順位にあるかもしれない。
だからどうしたーって言われても困るけど(笑)
とりあえず、尖った作品が多い今回、これがどういう風に影響するんでしょね。


ていうか、こんなこととっくに議論されてるんですよね、昔から。僕なんぞが書かなくても。おねの時から勝ち点方式だったみたいですし。
ま、いっか(笑)