ごちゃこん感想5


 実は心華さんが9月の9日の日記で23〜26の感想を書かれてたり。ブログじゃない方ね。
 そしてさらには広咲さんが3、7、8、9、11、15、16の感想を書かれてたり。
 そしてそしてさらにさらには雨音さんが11日に1、2の感想を、12日には5、8、15、25の感想を書かれてたり。
 逃がさないっ。
 うふふ。


 というわけで今日は20〜





20 アフター争奪戦


 こういう話に対して、真面目にあれこれと長ったらしく言うのはナンセンスだと思うんで。
 とりあえず一言。ごめんなさい、笑うことができませんでした。





21 こんなに晴れた日曜日の午後


 うわぁ。これすげぇ。
 騙されました。てっきりそのまま「未来に向かって歩いていく」的なエンドになると思ってました。
 死ぬことで「向こう」に行こうとして、でも出来なくて。やっとのことで『一歩一歩思い出を過去にする』決意をして、『希望に満ちた門出』を決心して。そこまで来といて、もっかい落としちゃいますか。
 未来の象徴である子どもが、あのタイミングで(ONE主人公の方の)浩平になってしまう。あるいは乗っ取られたのでしょうか。どちらにせよ、これだけ皮肉の効いたダークはなかなか見ません。
 これは僕には絶対書けないなぁ。いやはや、もの凄いダーク作品でした。
 分類のとこもよく考えられてると思います。あえて「ダーク」の表記無しでいくという。最初からダークな展開になると想定して読んでたら最後のインパクトなくなっちゃいますからね。でもその分ショック受けた方も多いだろうなぁ。そこで減点とかされないかが心配といえば心配です。まぁ作者さんは覚悟の上でしょうけどね。
 そして何より、『浩平と瑞佳』っていうのが上手い。読み終わってからこの分類見なおすと、マジでゾクっと来ます。『浩平 瑞佳』じゃなくて、『浩平と瑞佳』 うわぁ、こえぇー。
 素晴らしい作品でした。ありがとうございます。





22 プラネタリアン・ホームシック・ブルース


 planetarian も MOON.もやってないんで感想は逃げますっ。逃げちゃいますっ。
 とりあえず文章上手すぎです。勘弁してください。






23 敷居


 「こんなに晴れた〜」を技巧派ダークとするなら、こちらは正統派ダークといった感じかな。ダークの表記通りにきちんと徹底的にダークしてくれました。
 全体的に上手だったとは思います。ところどころ気になったところもありますが、まぁそれはおいといて。
 今作で一番気になったのは、タイトルとラストの乖離。名雪は「敷居」と関連して殺されたからまだいいとしても、あゆが死ぬ必要はあったのか。ラスト一文に意味はあったのか。個人的にはちょっと疑問が残ったり。
 この話のタイトルは『敷居』であって、つまり話の真ん中に佐祐理がいなければならないはずです。それなのに、最後の最後に、敷居や佐祐理とは全く関係の無いものが来てしまった。せっかくそこまで作り上げてきた話が一気に意味を失ってしまったような。
 もったいないなぁ、なんて思ってしまいました。